ザイオンス効果って知ってますか?
マーケティングでよく使われる心理学的な手法で、
何度も繰り返し接触を持つと、だんだん好意を抱くようになるんです。
「単純接触効果」とも呼ばれていて、「接触回数が好感度に影響する」という現象ですね。
たとえば、以下のような例があります。
- 最初は何とも思わなかった曲が、CMやドラマで繰り返し聞いていくうちに好きになる
- CMを何度も見ると徐々にその商品が欲しくなる
そう、つまり「接触回数」がキモ。
Xでは、単に投稿するだけでなく、リポストを活用したり投稿回数を増やしたりすることで
認知度や好感度を高められるんですね。
と、ここで、我が家の8歳&5歳の娘たちが
「こりゃーザイオンス効果半端ないわ」と思わせることをしているのでご紹介していきます。
もう15年以上普通に昔のゲーム「東方プロジェクト」
知ってますか?
Webライター界隈だと「ゆっくり動画」の霊夢と魔理沙って言った方が通じるかもしれませんね。

もともとはシューティングゲームで、わたしが独身時代、普通にオタクやってたころに流行ったんですよ。
(ちなみに旦那氏は東方のゲーム持ってる地味なオタク。しかし奴はライトで孤独なオタク)
んで、最近うちの娘たちがこの東方の15年以上昔のゲームに興味を示した、という話なんです。
というのも。
YouTubeで、マイクラのゆっくり解説を見るんですよ娘たち。
(注:マイクラとは、「マインクラフト」というレゴをゲーム上でやるようなゲームで世界中で人気がある)
マイクラで作った世界の中を、霊夢と魔理沙に似せたキャラクターが冒険する
みたいな動画を喜んでみているので、
「もともとのゲームもやってみたい!」となったんです。
んで、これって、ザイオンス効果だなと思ったんです。
普通に考えて、15年以上前のゲームに8歳5歳が興味を持つなんてレアすぎる。
結局は霊夢と魔理沙にYouTubeでめちゃくちゃ接触していたから
もともとのゲームにも興味を示すようになった、というわけです。
この例を見て「コラボって強いなー」って思いました。
元々の商品に興味が無くても、コラボしたキャラクターが好きなら
そっち目当てで接触回数が増えて
結局としてファンを取り込める可能性もある訳ですから。
しかし、ザイオンス効果も万能ではないんです。残念なことに。
・マイナスの感情を持っている相手には効果がない(むしろ逆効果)
・接触回数には上限(7-10回程度)がある
・時間をあけ過ぎない(年1回の濃密な接触より、週1回の軽い接触)
たとえば、自分の見たいテレビ番組をつぶしまくる「野球中継」。
野球がもうめちゃくちゃキライだった場合、目に入るたびにイラッとしますよね。
(わたしが子どもの頃の体験談です)
回数が増えた日なんかには、もう・・・。
と言う訳で、うまくマーケティングでもザイオンス効果を使っていきたいなと思うのでし

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